
もともと学校において、女生徒の間でささやかれていた降霊術の一種。
制服の背中の部分に指を当てて押しながら左に回す、するとつむじが出来る。そのつむじに「つむじさん、つむじさん、このつむじにお入り下さい」と唱えると「つむじさん」がその部分を押して、その生徒は体育の時間に倒れてしまう。
そのうちこの儀式をやって「つむじさん」に押されても倒れなかった生徒は幸運に見舞われると進化した。しまいには「つむじさん、つむじさん、●●ちゃんの願い、XXを叶えて下さい」という文言になった。
本来背中につむじを作るのだが、ある女生徒が胸につむじを作ってしまい仰向けに倒れてしまい、後頭部を打って大騒ぎなった。それ以来、「つむじさん」ブームはその学校で消滅したという。
以下は山口敏太郎の見解である。
学生時代にはまる降霊術は多い。「コックリさん」「キューピットさん」などが代表的な例である。他にも海外では「ウィジャ盤」などがある。
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他にも現在アトラスで収集している現代妖怪は次のようなものがある。「八尺さま」「めかぁ猫」「むしゃくるさま」「口裂け女」「ミカサ」「テンポポ様」「挑戦ババア」「ゴム人間」「コイヌマ様」「笑い女」「包丁さま」「顔野菜」「蓑坊主」「白ん坊」「ヒサル」「朽縄さま」「ムシリ」「とわとわさん」「隙間さん」「人面犬」「のどかみさま」「アカマネ」「ぐにゃぐにゃおばさん」「トイレの花子」「大根さん」「口裂けヨン様」「えんべさん」「ヒギョウさま」「ミヤウチさま」「おっぺけ様」「ヒザマ」「福鼠」「やまけらし様」「ヤマノケ」「嫌われ虫」「こだまさん」「つくし鬼」「サンコーさん」「さにゃつき」「クロスマさん」「ワニ喰いワシ」「つちおばけ」「ヒデキ」「アガザル」「三四郎」「カバケ」「アトイさん」「釣れないんだね河童」などである。
出典元:怪異録―怪談と都市伝説―より「怖い話・不思議な話 その11」
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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