ウィリアム・ギーズは地元の仕立て屋として働いていたが、王党派に背き、裏切り、悪名高いオリバー・クロムウェルのウスター奪取に手を貸したが、後に絞首刑に処せられた。
英国男爵の古代のデスマスクが、現在閉店しているコスタ・コーヒーの支店の壁の裏から発見された。
奇妙な発見があったのは、有名なハイ・ストリート・コーヒー・チェーンのウースター・ハイ・ストリート店で、以前はゴールデン・ライオン・パブだった。1年以上も閉鎖されていたこの店内で作業が行われていたところ、珍しいイギリス内戦時代のデスマスクが見つかったという。
1651年のウスターの戦いに直接関わったウィリアム・ギーズのものと考えられている。現在、このマスクを保存し、博物館に収蔵するための作業が行われている。
このデスマスクは、1651年のウスターの戦いに直接関わっていたウィリアム・ギーズのものだと考えられている。現在、マスクを保存して博物館に収蔵するための作業が行われているが、壁の中から取り出すのは難しいようだ。
いくつかの史料によれば、ギーズは地元の仕立屋として働いていたが、王党派に反旗を翻し、裏切った。彼は結局、悪名高いオリバー・クロムウェルのウスター奪取に協力することになったが、のちに裏切りの罪で絞首刑になった。建物内にはレプリカのマスクもあるが、その横には何のためにあるのかを説明するプレートが付いている。
ウスターの戦い協会のダニエル・ダニエルズ会長は、「オーナーと管理エージェントは、私たちの移転や話し合いにとても協力的でした。また、マスクを後世のために保存し続けるための最良の除去方法に関して、石工のサービスも利用しています。司令部を含め、マスクの様々な場所を検討しています」と述べた。
また、ウスター市議会広報担当者は次のように述べている。
「オリジナルとコピーのマスクが破損することなく現在の場所から移動できるかどうか、解決策をウスター戦協会と建物の所有者とともに検討中です。マスクの撤去と移動には登録建築物の許可が必要です」「両方のマスクを安全に移動させることができれば、マスクはより目立つ場所に移され、一般の人々がより見やすくなり、その歴史的意義をさらに理解できるようになるでしょう」
因みに、コスタ・コーヒーの店舗とそのスタッフは、近くの新しい場所に移転している。
William Guise, a Worcester local tailor who betrayed royalist plans shortly before the battle of Worcester in 1651. Guise's actions led to him being hanged by royalist soldiers. His death mask below is currently displayed in Worcester's High Street. #History #EnglishCivilWar pic.twitter.com/BLLU9CeBr5
— The Battle of Worcester Society (@BoWSociety) June 23, 2024
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【文 黒蠍けいすけ】
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