近年、宇宙開発の分野にて独自のミッションで大きな成功を収めているインド。そんなインドの宇宙開発責任者が「宇宙人は間違いなく存在する」とポッドキャスト番組に出演した際に語って話題になっている。
今回の発言を行ったのはインド宇宙研究機関(ISRO)の責任者であるシュリーダラ・ソマナス博士。彼は、「間違いなく」と念押しし、宇宙生命体が存在することを確信していると語った。
「 ISROの会長として申し上げます。 宇宙には間違いなく異星人がいます。宇宙人とは、宇宙の他の地域に存在する生命システムや文化を意味する。 もし彼らが1000年、あるいは1万年先の技術を持っているなら、間違いなく私たちを訪れるでしょう。証拠はありませんが、私の良心がそう言っているのです」
ソマナス氏によれば、好奇心旺盛な地球外からの訪問者にとって、地球は動物園のようなものかもしれないという。その上で彼は、地球外生命体との遭遇について楽観視しているわけではない旨を述べている。
「生物学では、地球上のすべての生命体は、植物、バクテリア、魚、動物、そして人間など、何らかの形でつながっています。 私たちは皆、共通の祖先から進化してきたのです。しかし、これが別の惑星で起きたとしたら、まったく異なる方法の進化を見せるかもしれません。 ゲノム構造もタンパク質構造も同じではないかもしれません」
「二つの生命体が接触すると、一方が他方を支配しなければならないという本能が働くでしょう。一方が他方の生存を許さず、他方を凌駕し破壊しなければならないと。エイリアンにとって私たちが異なる存在であることに気づかない限り、私たちの身体や化学的性質は種族と切り離されたままとなり、破滅的な結果をもたらす可能性も考えられます」
エイリアンが我々と遭遇した時、彼らが我々に対してどのような印象を抱くのか。第一印象次第ではその後の関わり方も変わってくるのではないか。願わくは、我々と接触するエイリアンが理性的かつ友好的な存在であってほしいものである。
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
Pete LinforthによるPixabayからの画像