先日カナダの当局は、公有地の数本の木に驚くほどリアルで精巧な「幽霊の顔」を彫り込んだとされる男を逮捕。
地元メディアの報道によると、7月にオンタリオ州ウェランドの住民たちは、一夜にして街路樹に不気味な顔が出現しているのを発見。
街路樹に現れた顔は様々な表情を浮かべており、いずれも精緻に彫り込まれたものだった。
一夜にしてできるとは思えない造形であったことから、まるで魔法のようだとして当初は驚きをもって迎えられた。
しかし、やがて住民は何者かが樹皮を剥ぎ取ったことによってもたらされる、街路樹への潜在的な被害に着目。問題となって当局への通報も相次いだ。
事態を重く見た警察は無許可で街路樹に彫刻した犯人の捜査を開始、その結果19日月曜日に匿名の男性の逮捕に至った。
男性は7本の木に顔を彫った罪で、”5,000ドル以上の財産を故意に損壊した “犯罪的いたずらで起訴されている。 有罪判決を受けた場合、この男は多額の罰金と実刑判決を受ける可能性がある。
なお、市の樹木医によれば幸いにも樹木は健康であり、彫刻を削るなどして消すことはかえって木の状態を悪化させるだけだと思われる、との見解を述べている。
(勝木孝幸 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画 Welland Tribune / YouTube