広い宇宙には様々な星ぼしが存在している。その中には地球と似た環境で、同様に豊かな自然や生命体が存在している星が存在している可能性もあると考えられている。
実際に太陽系外で生命体が存在する可能性の高い惑星を持つのではないかと考えられている天体は多数存在している。ケプラー452bとして知られている遠方の天体もそのひとつだ。ケプラー452bは太陽系から1,400光年離れた場所にあり、液体の水が地表に存在することができる場所に位置していおり、紫外線による化学反応が発生していることも確認できているため、生命が存在している可能性は極めて高いとされている。
太陽系に似た惑星を持つ天体はおよそ4,000あると見られているが、そのうち生命が存在し生息が可能とみられている天体は約50とされている。
ケンブリッジ大学キャヴェンディッシュ・ラボラトリーの科学者、ポール・リマー博士は、「これらの研究により、我々は地球外生命体および知的生命体が存在する可能性の答えについて少しでも近づく事が出来るだろう」と回答している。
いずれそう遠くない未来、我々は「もう一つの地球」ともいうべき天体を発見するのかもしれない。
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太陽系外惑星「Kepler 452b」はどのように外見でしょうか?
(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)