イギリス人男性が、犬の散歩中に悪名高い「黒い目の子供(ブラック・アイド・キッズ、BEK)」の実体に遭遇したと主張して話題になっている。
BEKとは、近年イギリス等を中心に目撃報告の相次いでいる子供のような姿の怪物だ。一見普通の子供にしか見えないが、その目には「白目がなく真っ黒」で、異常な凶暴性や怪力を有しているという。
地元メディアの報道によると、7月に男性がペットの犬と散歩をしていた時に起こったという。 時間は夕暮れから数時間たった頃だったが、「突然、胃のあたりに差し迫った破滅の予感のような奇妙な感覚を覚え、監視されているような感覚」を覚えたという。
その奇妙な不安感は愛犬も感じていたようで、やがて狂ったようにリードを引っ張って吠え始めたという。 男性も「あんなに怯えたのは初めてです」と違和感を覚えるほどだったとか。
この不気味な違和感の原因を探っていたところ、突然男性は「コートの後ろが何かに引っ張られるような感覚」に襲われた。
その奇妙な引っ掛かりに驚いて振り向くと、真後ろに “青白い顔をした少女 “が立っており、彼の注意を引くようにコートの裾を掴んでいた。
しかし、その子は “真っ黒な目 “をしており、ぼろ布のような衣服を身にまとい、”耳が痛くなるような、背筋が寒くなるような笑い方をしていた “という。 一目で無邪気な子供ではなく、子供の姿をした別の何かだと気づいた男性が少女から距離を取ろうとしたところ、謎めいた少女は「木立ちの中にスキップして行ってしまった」そうだ。
当然のことながら、男性は不気味な子供が戻ってくる前に、愛犬を連れてすぐさまその場を離れたという。
結局のところ、不気味な子供の正体は不明のままであるが、悪名高いBEKに遭遇した貴重な記録と言えるのではないだろうか。
The man claimed the giggling child, who was dressed in rags, tugged on his coat before skipping off into the trees at Cannock Chase https://t.co/EQyCNlZmgB pic.twitter.com/zfrBVlyr5l
— Birmingham Live (@birmingham_live) August 18, 2024