天才学者による衝撃の警告!ホーキング博士、タイムトラベルについて語るより続く
前の記事で紹介した通り、ホーキング博士が「宇宙人との接触は危険」と発言したのは、宇宙人に関する情報公開が進んでいる背景とも関係していた。
宇宙人について言及があったのは、こうしたアカデミズムの分野だけではなかった。情報開示の動きは、政治の世界でも進んでいるのである。
イギリス、BBCの番組内にて、2010年に首相に就任したばかりのディビッド・キャメロン氏がUFO情報の開示を示唆しており、その直前の2009年には、イギリス国立公文書館が1987年から1993年までのUFO目撃情報を公開している。
その中で発表されたのが、以前紹介した「レモン型頭部の宇宙人」や「ノリッジの宇宙人遭遇事件」などであった。
また、この頃には驚愕のカミングアウト事件も起きている。
2010年5月、当時、ロシア連邦の自治国カルムイク共和国の大統領であったイリュムジーノフ氏が、エイリアンによって拉致されたと告白したのだ。
現役の政治家がエイリアンによる拉致体験を語るなど前代未聞なことである。ロシア国民にとって、どれぐらいのインパクトがあったかおわかりだろう。
大統領の具体的な体験を紹介すると、1997年9月18日に、モスクワのアパートにてエイリアンとのコンタクトを行ったというのだ。大統領が就寝しようと思っていると、バルコニーから呼びかける声が聞こえた。不審に思った大統領がバルコニーに出ると、半透明のチューブ型UFOに乗ったエイリアンが出現したというのだ。
エイリアンは黄色い服を着用しており、テレパシーで話しかけてきた。そして、この宇宙人は大統領補佐官や運転手、大臣も確かに目撃したのだという。
複数の目撃者がいることや大統領という身分の人間が行った発言とあって、どうも嘘とは思えない告白である。かつて、アメリカではジミー・カーターがエイリアンに拉致され、人格が変わったと噂されてきたが、今回のように具体的な政治家の拉致体験告白は初めてであった。
他にも、UFOの極秘情報のディスクロージャー(情報公開)は、世界の主要各国に及んでいる。
2002年10月ロシアに始まり、2007年3月フランス、2009年1月デンマークなどが代表的な例であり、ブラジルやインドでも政府が秘匿してきたUFO情報を開示している。
(監修:山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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