アメリカはネブラスカ州リンカーン市の葬儀場にて、施設に到着した女性が実はまだ生きていることを職員が発見するという事件が起きて話題になっている。
地元メディアの報道によると、この不気味な事件は3日月曜日の朝にウェーバリーという地域にある老人ホームの職員が、コンスタンス・グランツという女性がホスピスケアを受けた後に亡くなったと判断したことから始まった。
彼女の遺体はリンカーン市の葬儀場に運ばれ、到着後すぐに葬儀の準備が始まった。
ところが、グランツさんの遺体のケアを行おうとしたところで彼女がまだ息をしている事が発覚。葬儀社のスタッフはすぐに911に通報、彼女はすぐに近くの病院に運ばれたものの、数時間後に息を引き取ったと伝えられている。
ランカスター郡保安官長代理のベン・ホウチン氏は、今回の不思議な事件について「30年以上法執行に携わってきた中で経験したことのない、非常に珍しいケースだ」と語っている。
グランツさんの死亡を誤って宣告した老人ホームについて「犯罪的意図は見つかっていない」と強調しているが、当局はなぜこのようなミスが起きたのか、状況を調査中であると語っている。
(勝木孝幸 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)