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複数人を消すことができる巨大な光学迷彩パネル「メガシールド」が実現!

ハリー・ポッターには身を包むと姿を隠すことができる透明マントが登場した。

ハリー・ポッター以外でも同様のアイテムは様々な作品で見られるが、現実には魔法のような光学迷彩の実用化は難しいと考えられていた。

だが、そんな光学迷彩の技術を開発している企業も存在。イギリスのロンドンを拠点とするインビジビリティ・シールド社である。そして同社は先日「メガシールド」なる巨大な「姿を隠すことのできるパネル」を公開した。

今回のシールドは完全な透明化を提供するわけではないが、その後ろに何もないかのように見せかけ、何かや誰かを隠す事ができる。最新の大型シールドは、同時に複数の人を隠すことも可能としており、同社が最初の透明シールドを発表してから2年での技術の進歩を伺わせるものとなっている。




インビジビリティ・シールド社のキックスターター・ページには、「この配列のレンズは、立っている/しゃがんでいる被写体によって反射された垂直方向の光の帯が、シールドの背面を通過する際に水平方向に広がって拡散するように配置されています。観察者から見ると、この背景光はシールドの前面に水平に拡散され、通常被写体が見える範囲に及びます」と説明されてた。

このようなシールドの最も明白な用途のひとつは前述した光学迷彩だ。もしこの技術が実用化され、単なる一枚のシートから衣服に適用されるまでになれば、真の意味でゲームチェンジャーとなると考えられている。

なお、同社はデモンストレーションとして動画を公開しているので、その実力が気になる人は自分の目でも確かめてほしい。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画 Invisibility Shield Co. / YouTube