令和アイドルの恋愛、乃木坂式が主流に?卒業後しばらく恋愛禁止を延長すべし!





2019年4月12日、アイドルグループ乃木坂46の元メンバー衛藤美彩と西武ライオンズの源田壮亮の交際が発表された。

衛藤は「美人、清楚、お姉さん」キャラで、初期メンバーの中で人気が高く、グループ内でも頼れる存在だった。衛藤と源田の2人ともに大分県出身の26歳という事で、一見微笑ましいカップルの誕生のニュースに見える。しかし、それからわずか2週間ほど前の3月31日、衛藤は乃木坂46を卒業したばかりということで、ファンは複雑な心境だったと推測されるのだ。

先日の3月19日に行われた卒業コンサートでは8000人の定員に対し8万人という、実に10倍の応募があったとの事だった。衛藤の卒業で8万人が流したファンの涙は、わずか1か月後には別の涙に変わってしまったことはまさに予想だにしなかったことだろう。




AKBや乃木坂では恋愛禁止が契約事項に入っているのは周知の事実で、指原莉乃や柏木由紀も「契約に男女とも恋愛禁止とあった」とテレビ番組で証言している。が、同時に「片思いはOK」とも話している。

これは「人を好きにならなければ心のこもった歌を歌えない」というプロデューサーの意思もあるとされるし、単純に「文言として一種の洒落」といった意味もあると考えられる。

真面目な衛藤は契約通りに在籍中は片思いで、卒業後にお付き合いを始めた(ホントか?)との事だそうだ。ということは、仮に衛藤の様にすれば、雑誌に写真や怪しい記事が出る事もなく、正々堂々正面からお付き合いを発表できるので令和時代のアイドル恋愛はこの乃木坂式が主流になるかもしれない。

しかし、このような事で泣くのは直前まで応援していたファンだけではない。人気アイドルとなると、公式グッズはもちろん、写真集や掲載される雑誌も多数ある。雑誌などは「卒業記念グラビア増量ページ」などと特集記事を組んでの売上増が一種のお約束になっている。




ファンたちは、こういった卒業グッズなどを『もしかして卒業して一週間で交際発表があったら・・・』などつい想像すると買うのを躊躇してしまうはずだ。また売り上げが落ちて困るのは運営、版元だけではない。やっとの思いで雑誌のグラビアの仕事が決まった只今売出し中のタレントやコラムの掲載が決まった作家など、今までは『アイドルの卒業記念号に載るなら部数が伸びるのでこれは千載一遇のチャンス!』とばかり思っていたのが、逆に「部数の少なかった雑誌のタレント、作家」になり下がってしまう危険性がある。

では、これを回避するには半年程度の「卒業後の恋愛禁止延長期間」を設けるのはどうだろうか。

卒業コンサートDVDなどは半年経ってから発売されるので「既に人妻になっていた」などの事態も避けられる。グッズや雑誌の売り上げがギャラに反映して結婚資金になるならアイドル本人も納得できるだろう。さらに彼女たちの所属事務所も「学生時代から恋愛禁止だったので半年ほど恋のお勉強期間にします」といった言い訳ができる。

これにより恋愛関連の仕事も増えれば、アイドル本人、ファン、事務所、版元、同じ雑誌に載る他のタレントたちのWin-Win-Win-Win-Winが成立はずである。

最後になったが、今回の衛藤、源田には末永い幸せを願って止まない。

(桜木ヒロキ ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像『衛藤美彩写真集 話を聞こうか。


 

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