実際にUFOを目撃したり、異様な体験をしたことで熱心なUFO研究者になったという人は少なくない。
現在、イングランド北西部のUFOグループのメンバーであるデイビッド・パトン氏もその一人だ。現在51歳の彼は、1993年のある夜「UFOに連れ去られたとしか思えない」記憶の欠落があるという。
当時、彼はスコットランドのキンロスにあるレストランで働いており、ある同僚を家まで送り届けた日の帰りに異様な体験をしたという。
「ダンファームリンからキンロスまで約10マイル、比較的新しい道路を通ったんだ。 毎晩このルートを走っていたのですが、この夜だけは午後11時ちょうどに道路に出ました。いつもは30分で家に着くんだけど、この日は30分もかからなかった。 そして、いつの間にか車を降りていたんだ。週に5日、いつもこの道を使っていたのにこんな事は初めてだったよ」
ともあれ着いたのだからと家に入ったところ、帰るなり母親がとても心配した様子で「今までどこにいたのか」と尋ねられて戸惑ったという。
「時間を確認したら朝の4時だった。『どこにいたの?』と母に聞かれたよ。私の人生から3時間半か4時間が消えたようなもので、原因はまったくわかりません」と彼は語る。
その後パトン氏は、アブダクションされた人々に記憶の欠落が起きることを知り、あの日自分もエイリアンに誘拐されたのではないかと考えるようになったそうだ。
果たして、彼の記憶に欠落を生んだものは何なのか。いずれにせよ、この謎を解明するのは難しそうだ。
'I was abducted by aliens in the 90s', says UFO group member
— Akam1129 🛸🗞️💥🌍🌱🐶 (@Akam1129) March 17, 2024
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