とんでも事件

放送禁止レベル!「カンニング竹山」が起こしたエンタ脱糞未遂事件とは

お笑いタレント、コメンテーターとしても活躍するカンニング竹山。かつて、同級生であった中島忠幸とお笑いコンビ「カンニング」を結成していたが、2006年に中島が逝去して事実上コンビは解散したが、自身の芸名にカンニングの名を残して現在も活動を行なっている。

彼を一躍有名にしたのは、「キレ芸」と呼ばれる芸風だ。この芸風は、かつて借金を繰り返していた若手時代に、借金返済に追われる中でろくにネタ合わせもできない状態から、半ばヤケクソになって生み出されたものであると言われている。

そのような彼が、コンビ時代に巻き起こした有名な事件がある。それは2004年に放送されたお笑い番組『エンタの神様』での出来事だ。

『エンタの神様』は、2003年から2010年まで毎週放送されていた番組であり、21世紀はじめのお笑いブームのきっかけを作ったと言われるほどの影響力を持った番組であった。一方で、自重を知らないとも言われていた番組内での芸に対しては、苦情が相次ぐこともしばしばあったと言われている。

この時、カンニングによって引き起こされた事件は、まさしくそれを代表するようなものとして知られている。

この時、『エンタの神様』に出演したカンニングは、竹山によるお馴染みのキレ芸によって「エンタの裏全部見せるぞ!」という怒号により始まる。




エンタの不平不満を言いかけ、それに中島がキレ気味に抑えると言う喧嘩としか思えないようなやり取りを展開した。徐々にヒートアップしていった竹山は、「みんな、俺がウンコせんと思ってるやろ!」と怒鳴り始め、とうとう「ウンコします!」と宣言し本当にズボンとパンツをおろしていわゆるウンコ座りの体勢になった。

客席からは大きな悲鳴が飛び交い、中島の「脱ぐな!」といった制止を払いのけ竹山は「ウンコをさせろ!」と叫び続けた。結果としてスタッフらによって竹山は連れ出され、彼の脱糞は未遂に終わった。しかし意外にも、この一件によってカンニングが一躍有名になったと同時に、人気コンビとのし上がることとなった。

この出来事は、台本や打ち合わせになかった行動であったと言われており、本当に脱糞するつもりだったのではないかとも言われている。真意はわからないが、後年竹山が発言しているように、「なんとか爪痕を残そうと必死だった」という状況下であったことは確かなようだ。

そのおよそ10年後、コンビではなくカンニング竹山として再出演をした際には、かつて自身が起こしたこの脱糞未遂事件についてを語り、「その時と同じことをします」と言って突如服を脱ぎ捨ててパンツ一枚だけの状態になった。

その後は、「自分はウンコをしようとして夢をつかんだ!みんなも今夢中になっていることを必死でやりなさい」と若者を鼓舞するような話へと展開した。彼にとって、この事件は黒歴史ではなく、自分の未来を切り開いた切り札であったようだ。

【参考記事・文献】
お笑い芸人カンニング竹山、過去の衝撃的な脱糞未遂事件を振り返る!
https://entertainment-topics.jp/23193
エンタの神様
https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%81%AE%E7%A5%9E%E6%A7%98
カンニング竹山「エンタ」騒動を語る
https://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2014/07/28/0007187762.shtml

(ZENMAI 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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