スピリチュアル

「四畳半に浮かぶ大きな目」

今日はわたしの中学時代にあった話をしたいとおもいます。

小学校時代には、2つの世界を行き来できました。同じ家で同じ家族なのですが、方角が違うというか空気の違う違う世界へ、自由に行き来できました。

それぞれの世界でそれぞれの思い出がありました。しかし成長するにつけ、なかなかもうひとつの世界に行けなくなり、子供ごころにも残念に思ったりしていました。

そして中学時代には、金縛りになるようになりました。

団地の4Kで母子家庭親子3人で住んでいましたが、中学生になり、妹とは別の部屋の四畳半に寝るようになりました。それから良く金縛りにあうようになりました。

電気を消すと、天井に白いモヤモヤしたものが現れます。それがだんだんと下に降りてきます。ほおに触れるとひやっとしますが、もう金縛りで動けなくなっています。

その白いモヤモヤに包まれると身体のバランスがなくなって、身体のバランスがなくなります。思わず当時『うしろの百太郎』で読んでいた内容を思い出し「守護霊様助けてください!」と叫ぼうとすると、「なにを!」という唸るような声が聞こえ嵐に巻き込まれたように、身体が振り回されます。




その時に四畳半の部屋の角の天井に大きな目が浮かんでいました。

突然、その嵐が収まり、ベッドから半身起き上がり、終わったかと思った瞬間、突然凄い力でベッドに押し倒されました。恐怖はまだ終わりませんでした。

その翌日の事でした、学校に行こうといつもの通学路を歩いていました。小さい歩道からバス通りに出ると、突然右側から大きな声で叫ばれました。

よろめくとその瞬間クラクションを鳴らしながらトラックが通り過ぎ、危うくひかれそうになったのです。実際に怒鳴られた時の耳の感触は無く、それは前夜のベッドに、押し倒された感覚と似ていました。

幸いにも、その後は徐々に金縛りは無くなりましたが、その体験だけは忘れられません。

長い話しを聞いていただきありがとうございました。

(アトラスラジオ・リスナー投稿 コバシンさん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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