世界の終末に関する予言でよく言及される事象に第三次世界大戦がある。例えば2022 年から始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻はそのうち第三次世界大戦へ移行するのではないかとみられていたが、幸いにしてその可能性は今のところ低い状況が続いている。
実際、近年の世界情勢を踏まえてか戦争に関する予言が近年あちこちから出てきているが、実際にどのような形で勃発するのかは今の所誰にもわからない。しかし、「2858年から来たタイムトラベラー」を名乗る謎のソーシャルメディアユーザーが、「第三次世界大戦は2024年初頭に始まり、2038年に地球が破壊されて終わる」と驚きの予言をしていたのだ。
この人物は@darknesstimetravelというユーザー名でTikTokに未来に起きる出来事に関する動画を投稿している人物で、「第三次世界大戦は2024年初頭に始まり、2038年に終わるーーー地球は破壊される。別の種のエイリアンが我々を救うが、地球そのものは救われない」と主張。彼によると第三次世界大戦は「地球人と異星人との戦争」であり、長引く戦いは世界の終焉を呼び起こすことになると明らかにした。
この動画は瞬く間に注目を集めたものの、その信憑性については疑問符がついていた。そもそも彼はこの予言の前にもワームホールの発見から人類火星移住計画等に言及した突飛な内容の動画を投稿しており、しかも「今年2023年に驚くべき事態が起きる」という予言についても外しているという指摘がある。
まず、今年の2月28日に「ザウルス」と呼ばれるエイリアンの侵略を誰もが夢に見るといい、このエイリアン達は3月2日に実際に侵略を開始すると語っていた。だが、今のところエイリアンは地球侵略どころか姿を現したという話すらない。そのため視聴者からは「エイリアンはいつ来るのか？」「2038年に地球が破壊されたら、あなたのいる2858年の未来の世界はどうなってるんだ？」等の質問が投げかけられていた。
彼は12000人以上のフォロワーを獲得しているが、フォロワーも支持者というよりは面白がって見ている人の方が多いようだ。
果たして、この予言は今度こそ的中するのか。内容を踏まえるとむしろ外れてほしい気もするが、真実は来年明らかになるのかもしれない？
（加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部）
ThePixelmanによるPixabayからの画像
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