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芸能界NO.1漫画通!西の川島&東の岩井が厳選した「絶対に読むべき漫画2023」

12月20日放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ毎週水曜よる9時)では、「超ホンマでっか!?TVマンガ大賞2023!」をテーマに、芸能界の漫画好きが厳選した漫画を紹介。

吉本興業所属の漫画ライター兼漫画博士芸人・吉川きっちょむによると、今、マンガ出版社の中で《川島重版》と言う言葉があるそうだ。


吉川は「この番組でも川島さんが漫画を紹介した瞬間、各出版社が『これは重版だ』と重版がかかる」と語る。すると、MCの明石家さんまも「せやな。川島は声も良いし、説得力があるし、読もうかなと思う」と同意。

これに反応した川島も「会社にも大量に漫画が送られてくる。『ホンマでっか!とかで紹介してください』と言われる。で、一応それを読んだらゴリゴリのエロ漫画で無理よ・・・(紹介は)ムリ!番組をなんだと思うてんねん」と笑いながら吐露。

次に吉川が最近の漫画の流行について解説。「ダークファンタジー」が流行らしい。なお、2023年に特に売れた漫画10選は、

 ・ブルーロック
 ・チェンソーマン
 ・SLAMDUNK
 ・呪術廻戦
 ・ONE PIECE
 ・SPY×FAMILY
 ・東京リベンジャーズ
 ・僕のヒーローアカデミア
 ・推しの子
 ・キングダム

吉川は「かなりダーク目な話が多い。推しの子、ダークな呪術廻戦。今、世界的にダークな感じになってきているのを、突破するような主人公たちがいるから快感を感じるのでは?」と分析。

さんまも「漫画は時代を語る」と納得。続けて吉川が「更にアニメ化でドカッとヒットしている作品が多い」と言う。ゲストの磯野貴理子が「スラムダンクは映画がヒットしたらから、また売れているの?」と問うと、「そうですね。その通りです。また、スラムダンクは電子書籍が出ていないのですよ。だからみんな単行本が出るのを待って購入して家に置く作品です」と吉川は答えた。

ここで麒麟・川島明がおススメの漫画・・・「バンオウー盤王―」について。

川島によると「主人公はバンオウー盤王―、月山元。男性。年齢は500歳を超えているバンバイア。喜びも無くずっと人の陰で生きていた。江戸時代に将棋に出会い、将棋の面白さに目覚め、300年も没頭した。修行と挫折と敗北を重ねた彼が現代に最強の棋士となって現れる。しかし、バンバイアなので基本夜中にネット将棋をする。ここで伝説の棋士になる。けれども昼間1、2時間位、サングラスをして近所の将棋サロンで子供や高齢者や将棋好きと将棋を打ったりもしていたが、このサロンのビルが老朽化で解体されることになり、ここを買い取るための4000万円を稼ぐために竜王戦で優勝するために出場する。しかし、バンパイヤハンターにも狙われているので、隠れなければならない。そんな彼が名勝負を繰り広げる話」と力説。




そして、岩井がレコメンドする漫画・・・「光が死んだ夏」とは。

ハライチ・岩井勇気曰く「歪んだ愛情の作品。主人公は男子高校生、光とよしきの二人。よしきは光に恋心を少し抱いている。ある夏、光が山で行方不明になるが、1週間後にひょこっと帰ってくる。また二人の日常が続くが、よしきは光の中身がバケモノに入れ替わっている事に気付き、本人に確かめてしまう。そこで、光は別人だが、見た目や声が同じならニセモノでも一緒に居たいと思う気持ちとこのバケモノにも『誰にも言わんといて』と頼まれ、いびつな関係が始まる。切なさも感じる作品」と紹介。

芸能界マンガ通の2人がそれぞれに明言した作品、年末年始の休みに一度手に取ってみてはいかがだろうか。

(辻伊織 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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