複数のUFO専門家によると、クリスマス当日は1年のどの時期よりも地球外生命体の活動の兆候を発見する可能性が高いという。地球外生命体に関する公聴会や証言が世界中で行われ、UFOにとってこの数年は大きな出来事だった。
アメリカでは、議会公聴会が開かれ、数十年にわたる未確認飛行物体の証拠を聞くために議員たちが集まった。さらにメキシコでは同様のイベントが開催され、今回は「本物の」宇宙人の遺体とされるものが会場に提示された。
UFOや地球外生命体を目撃することはよくあることで、その存在を証明するために生涯を捧げる人もいる。そして、ある専門家によれば、宇宙人が飛び回っているのを発見する確率に関して、他のすべての日に勝る日があるという。
それはクリスマスだ。
相互UFOネットワークのロン・ジェームズは、昨年のクリスマスを前にデイリービースト紙にこう語った。
「人々がより注意を払うようになる理由はいくつかあります。それは仕事が休みだからかも知れませんし、また家族の活動などで普段しないことをしていることから、何かに遭遇する可能性がより多くなります。もちろん、サンタクロースやトナカイの存在もありますね」
Ufologyが実施した調査によると、UFO目撃は2021年だけで75件の報告があり、クリスマスに “著しく “増加したという。Ufologyのクリス・ラトコウスキーは言う。
「ほとんどは単に空に光が見えただけで、中には頭上を赤い光が1つ飛んで、その後に他の光が連なって見えたものもあったようです」
「年末年始のUFO目撃は1965年まで遡ることができます。地球を周回するジェミニ6号宇宙船に搭乗していたウォーリー・シラ・ジュニアは以前、北から南に向かって大気圏に突入・再突入する “物体 “を目撃したのだとと語りました。夜空に奇妙なものを目撃したと主張するのは、地球上の人間だけではないのです」
「衛星のような物体が北から南へ、おそらく極軌道を回っている。まもなく再突入するようだ。……その物体を私に拾わせてほしい」と、1965年に宇宙船に乗っていたときに書いているという。
ジェミニ6号にも搭乗していたトーマス・スタッフォードはこう語っている。
「コマンドモジュールと、前方に8つの小さなモジュールが見えます。司令船のパイロットは赤いスーツを着ています」
もちろん、赤いスーツを着たパイロットはファーザー・クリスマスに他ならず、パイロットたちが目撃情報を報告するやいなや、シーラ・ジュニア氏はハーモニカで『ジングル・ベル』を演奏し始め、管制室を大いに喜ばせた。
UFOレポーティング・センターのテクニカル・ディレクターであるクリスチャン・ステピアンは、年に2回、彼の会社では目撃情報が「わずかに増加」すると説明している。もっとも、この現象は、普段は見られない花火や、クリスマスのイルミネーションが原因ではないかとも否めない。
相互UFOネットワークのジェームス氏は、「私の感覚では、実際に現象が増加しているわけではありません。それよりも、すでにかなりコンスタントにそこにあるかもしれないものを見たり体験したりする立場の人が増えているということです」 と付け加えた。
(黒蠍けいすけ 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
Jill WellingtonによるPixabayからの画像