先日、アメリカのマサチューセッツ州からペンシルベニア州へフライト中だった民間パイロットが、上空で幻想的な飛行を見せ、彼の飛行機に向かって何度か閃光を放った「オレンジ色に光る不可解なUFO」を目撃したと報告。
この目撃事件は2月12日に発生したもので、謎の発光体を目撃したパイロットが航空管制官に事件の詳細を話している一部始終が記録されていた。
問題の録音は、アメリカン航空のパイロットが自分が今から言おうとしている内容が奇妙であることを認め、「あなたは私が狂っていると思うだろう」 と管制官に向けてつぶやくところから始まる。
その後パイロットは「何かが一瞬の間に右から左から右へ進み、ライトを3、4回点滅させ、そして消えた」 と応答。管制官が近くに2機の航空機がいるので、それが奇妙な飛行物体の正体かもしれないと提案するが、パイロットは懐疑的な態度を示し「その物体は一瞬のうちに180度回転した」と指摘。
奇妙な報告に対し、管制官は「ああ、よかった」と面白おかしく答えるとパイロットに「また異常が見られたら連絡するように」と答える。しかしその後もパイロットにはUFOが見えていたようで、「明るいオレンジ色の発光体のようなものが、3、4回強く光った」 と会話が続いていた。
証言によれば、その物体は彼の航空機の前方約60マイルから80マイルにあったと推定し、パイロットはATCオペレーターに対し「これは間違いなく飛行機ではなかった」 と自信たっぷりに話している。
果たして、フライト中にパイロットが目撃した物体の正体は何だったのか。パイロットと管制官との交信記録は公開されているので、気になる人はぜひ自分の耳で聞いて確かめてみてほしい。
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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