UFOマニアと研究者が、NASAの公式写真に岩の上で日光浴をしているエイリアンを発見したと主張して話題となっている。その写真には、火星の岩肌にピンク色の体をした小さくてぼやけた人影が写っている。
NASAは、2021年4月にこの画像を初めて公開したが、自称UFO・エイリアンの専門家であるスコット・ワーリングがこのエイリアンの存在に気づいたのは2022年のことだった。この謎の人影について、ワーリングは次のように語っている。
「私がNASAの写真を調べるのが好きだということは、ここにいる誰もが知っているよ。今回、知的生命体が存在する100%の証拠となるユニークなものに出会ったんだ」
「NASAの火星探査機を、安全な距離から見ている人が横たわっているね。この人物は身長約1フィート、0.3メートル。横たわって、ピンクがかった上胸部、首、顔、大根色の髪、ダークスーツを着ているけれども、片方の肩にグレーの物体を持っている…ある種のバックパックのようだね」
「その人物の背後に、彼らが横たわった場所へと続く足跡もあるよ」
ワーリングは、すぐにこの画像を自身のブログ『UFO Sightings Daily』に投稿し、フォロワーにあてて注意深く分析した。
彼の観察から、写真の人物と思しきものは、探査機を見ながら横たわっていたと結論づけている。その背後には足跡まであり、横たわろうと決めた場所につながっている、と彼は主張している。
ITメディア社CNETの宇宙専門家は、火星は過酷な場所であり、現在も研究が続けられているにもかかわらず、古代の小さな生命体の痕跡すら今のところ見つかっていないと強調している。
結局のところ、これは「パレイドリア」と呼ばれる現象だ。私たちの脳が、ぼやけた写真や物体の中に認識できるパターンを見つけることで、顔がないところに顔が見えるといった錯覚を引き起こすのだ。その良い例は、月や火星に人面のような岩が見えるものである。
おそらくこの人影の事実は、そのようなものであるだろう。ただし、このような“事実”が我々の楽しみを台無しにしてしまうのも、残念ながら否定できない。
(ZENMAI 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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