安易に試みると幽霊に取り憑かれる、という噂もあるオカルトアイテムのこっくりさん。海外でもこの認識は変わらず、西洋版こっくりさんことウィジャ盤一式はホラー映画や超常現象の調査、霊媒セッションの小道具の定番として用いられている。
ウィジャ盤の使い方はこっくりさんと同様で、一般的に参加者が指をプランシェットと呼ばれるハート型の板に置いて質問すると、霊がプランシェットを操作して印刷された文字を指していき、メッセージを綴ってくれるというもの。
こっくりさんの原理は既に明らかにされており、文字が綴られるのも参加者の無意識によるものという説が強いが、一方で本当に霊が何らかの作用を見せているという説は根強い。
もしそんなこっくりさんが、予想だにしないところから出てきたとしたら、あなたはどう感じるだろうか。
先日、海外にてある動画が注目を集めた。ある見習いの電気技師が、顧客の家で作業中に壁の間に薄い木の板が詰め込まれているのを発見。彼が取り出し、ひっくり返してみるとその板はなんと古びたウィジャ盤だったのだ。
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作業の記録のためか、彼が撮影した動画には発見時の一部始終がしっかりと記録されている。男性は「いや、壁の中だぞ?」と呟き、思わず発見した板を壁に戻そうとする生々しい反応を見せていた。
いったい誰が、何がきっかけでウィジャ盤を壁の中に隠したのだろうか。現在この家に住んでいる人々が把握していたようには思えないため、恐らく前の住人が何らかの意図で壁に隠したものと思われている。
いったい過去にこの家で何があったのか、壁の中の何かと交信でもしようと思ったのか。真相は闇の中だ。
Photo credit: Claire CJS on VisualHunt.com