スピリチュアル

「兄とUFOを見た話」

茨城在住のりょもと申します。私と兄がUFOを見た話です。

あれは私が小学校に入る前くらいのことなので、35年くらい前だったと思います。両親は共働きで、両親の働く店から家までは800mくらい。その日私と、3つ違いの兄とで、両親の働く店でひとしきり遊んだ後、夕方になったので先に家に帰っているように言われ、二人で帰路につきました。

もうあとほんの20mで家、というところで兄が東の空を指差し、「あれなに?!」と叫びました。




“パッ”と東の空を見上げると、そこには絵に描いたようなベル型の飛行物体が……(ベルマークのような、お寺の鐘のような形です)

下の部分をウィンウィンと振るように左右に動かしながら、北から南へ向かってゆっくり動いていました。

兄と私は顔を見合せた後、「ぎゃーーーー!」と叫んで一気に家まで走りました。玄関に二人で倒れ込み、息を切らしながら「い、いいい今のなに…?」と聞いてみたけど、「わ、わわ分からない…」と息を切らしながらの兄。
今でもはっきり覚えている出来事です。

先日、兄にこのときのことを確認してみたところ、兄もハッキリ覚えているとのことでした。

そして、父もUFOを見たことがあるそうで、ここからは父の話です。

6、7年前、父がハワイに行った帰りの飛行機の中でのこと。その時は結構空いていて、一緒にハワイへ行った仲間たちとも離れて、ゆったり座ることができました。


周囲の人たちはみんな眠っていたけど、父だけは眠くならずに、本を読んだりして過ごしていたとのこと。

ふと、窓の外を見ると、いわゆる円盤型のUFOが、飛行機と並走するように、同じスピードで真横にいるのが見えました。たまたま近くを通りかかったCAさんを呼び止め、窓の外を指差しながら、「あれって円盤だよね?」と聞くと、CAさんは窓の外を確認した後、にっこり笑って「はい、円盤ですね」と、まるで当たり前のことのように答えましたそうです。

それで父は、『なんだ当たり前のことなんだ…』と思い、また窓の外を見ると、もうUFOの姿は無くなっていたそうです。

父はそれ以来、すっかりUFOの虜になってしまったようで、今ではCS放送のナショナルジオグラフィックチャンネルで《古代の宇宙人》を観ては「やっぱり宇宙人はいるんだよな…」などと呟いております。
 
(アトラスラジオ・リスナー投稿 りょもさん 山口敏太郎タートルカンパニー)

Peter LomasによるPixabayからの画像