UFO・UMA

ニューヨークのマンホール蓋から奇妙な緑色の「スライム」が出現!?

マンホールから奇妙な色の液体や煙が上がる、まるでカートゥーン・アニメのワンシーンのような光景がニューヨークの町中で発生して騒動になった。

先日、ダン・パンテロという人物がニューヨークにある世界貿易センタービル外のマンホールの蓋の下から「奇妙な緑色の物質がにじみ出ている」のを発見。不気味に思った彼はひとまず持っていたスマートフォンで画像を撮影し、SNS上に投稿した。

正体不明の物質に多くの人が反応し、彼の投稿は瞬く間に大量のコメントやいいねで溢れかえった。そして彼の写真はニューヨーク・ポスト紙の一面を飾るに至ったのである。

なお、多くのユーザーも投稿者であるパンテロ氏本人も本気で怖がっていたわけではなく、「配管工を呼べ」「いやゴーストバスターズの出番だろう」等と創作物に準えた様々な意見を出しあっていた模様。

彼らの言うとおり「緑のスライム状の何か」が怪物や怪しげな実験由来のものであれば面白かったのだろうが、現実は平凡なものにすぎなかった。「緑のスライム」の正体は、配管工が水漏れを検知するために使う緑色の染料を入れた水だったのだ。


なぜあのようにマンホールから道路に漏れ出していたのか正確な理由は不明だが、怪しい物質ではないことが明らかになったので一安心といったところだろう。

ちなみにこの画像のポストには正体について補足するコミュニティノートがついたようだが、パンテロ氏は「コミュニティノートがつきましたが、私のカンではこの汚泥は放射性廃棄物だと思います」とジョークを飛ばしていた。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 https://twitter.com/danpantelo