
世界中には様々な生物が生息している。どの生物もそれぞれの形態に沿った姿をしているが、中でも独特の姿をしているといえるものが昆虫を始めとする節足動物だろう。
そんな昆虫について、実は遠い昔に宇宙の果てからやってきたエイリアンの末裔であり、そのため他の生物とも違う姿をしているのではないかという説があるのだ。
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2011年にカナダのダウハルジー大学とアメリカのハワイ大学が行った共同研究によれば、世界中で見つかっている生物種のうち8割を占める100万種類ほどが昆虫だという。これだけ広く、場所も問わず生息を可能にしている生物種は昆虫をおいて他はない。
また、昆虫の化石は昔から見つかっているものの、系統立てて進化の過程が解る化石があまり見つかっていないため、まるで地球史の中にある日突然「昆虫」という生物が現れたかのようだというのだ。そこから導き出されたのが「昆虫宇宙生物説」だ。
昆虫は頑丈な外骨格と耐久力を持ち、宇宙空間でも生き延びられる程の低温や高温、放射線にも耐えうるとされている。これほどの耐久力があるのも、宇宙空間を移動することを想定した体だからではないかとされているのだ。
では、昆虫は宇宙のどこから来たのだろうか。現在、太陽系の他の惑星を含め様々な探査が行われているがいずれも細菌どまりであり、火星に原始的な生物がいるのではないかという仮説が存在する程度だ。
昆虫まで高度に発達した生物はまだ存在が確認されていない。しかし、今後調査が行われていけば、より過酷な環境や宇宙空間に生息する昆虫と我々人類が出会うのかもしれない。
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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