UFO

空母ニミッツの遭遇したUFO、ワープ航法「アルクビエール・ドライブ」で飛行!

第二次世界大戦末期から、軍に所属するパイロットは奇妙な高速で移動する謎の飛行物体との遭遇を報告してきた。

一番最近の事例で最も有名なものであるUSSニミッツが遭遇したUFOは、戦闘機パイロットのUFOが高度約8500メートルから1秒足らずで海面すれすれまで急降下するのを目撃したと報告している。

これは、UFOが時速30000キロ以上もに達していたことを意味するものだ。元アメリカ空軍パイロットのクリス・レヒト氏は、このUFOは「環境に影響を与えることなく、超高速で超高速で移動する」ことができると述べており、現在の地球上では不可能であることからSFの世界で語られている技術の中に答えがある、と主張している。

その技術こそが1994年にメキシコの物理学者ミゲル・アルクビエールが考案した理論上の恒星間ワープ航法こと「アルクビエール・ドライブ」である。

アルクビエレ・ドライブ(WIKIPEDIA)

この技術は空間を曲げるもので、「ワープバブル」の中にある船は、既知の物理法則を破ることなく光速に近い、あるいは光速を超える速度で効果的に長距離を超えていくことができるという。

アルクビエール・ドライブは、解決すべき困難な問題を抱えた仮説的な概念とされていたが、90年代ならともかく現在ではこの航法に必要なエネルギー量は、もはや達成不可能なほど大きいものにはなっていないと考えられている。




事実、米国特許庁に提出された特許にはアメリカの航空宇宙エンジニア、サルバトーレ・パイス所属が理論化したもうひとつの画期的な技術とともに、このアルクビエール・ドライブがどのように機能するかが記されている。パイス氏は「高出力の回転磁石が理論的には物体の慣性をなくすことができる」と述べ、その原理で動く宇宙船の特許を申請している。

しかし、レヒト氏のワープ航法に関する主張については懐疑的な見方をする人も多い。事実、パイス氏の米海軍への特許出願は、エネルギー生産分野での応用の可能性で注目を集めたが、同時にその実現可能性を疑われ、同時に米国の敵対者を欺くための詐欺、疑似科学、偽情報ではないかとする憶測も呼んでいる。

また、Tic-Tac UFOは当初から「実はアメリカ国防総省の秘密プロジェクトであり、まるでSF小説のような先端技術のいくつかをテストしている」と噂されていた。だとすると、米軍は軍内部にすら秘密にした状態でワープ航法を実験していたことになる。
空母ニミッツが目撃したUFOは果たして地球外の技術によるものだったのか、それとも地球産の技術の粋を集めた存在だったのか。

いずれにせよ、再びあのUFOが我々の前に姿を現さない限り、真相は闇の中なのかもしれない。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

SamによるPixabayからの画像