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謎のUFO調査組織「MJ-12」は政府陰謀論のきっかけを作った?!

マジェスティック・トゥウェルヴ(MJ-12)は、宇宙人に関する調査および交渉・接触を秘密裏に行なっていたとされている、アメリカ政府内の委員会組織の名称である。科学者、軍指揮者、政府高官などからなる秘密委員会の12名で構成されていたと言われている。

1984年、カリフォルニア在住のあるテレビプロデューサーの元へ、匿名の人物から未現像のフィルムが送られてきた。UFO研究家のウィリアム・ムーアがこれを現像すると、そこには当時のアイゼンハワー大統領とCIA長官のやりとりを宛てた手紙であった。

その内容は、1947年にロズウェルに墜落したUFOがどのように隠蔽されたのか、同様の事件に対して回収されたエイリアンの技術をどのように利用することができるか、アメリカが今後どのように地球外生命体と関わっていくべきか、といったものを記した驚くべきものであった。

「MJ-12」は、その文書内で語られている委員会の呼称として登場していることから、この文書の発表により広く知れ渡ることとなった。




しかしその後の調査によって、「まったくのインチキである」という見方が主流となっているようである。これ以後もMJ-12の極秘文章と称する書類がアメリカ各地で“発見”されていたようだが、現在に至るまでUFO研究家のあいだでも懐疑的なものだとの見解が強いという。

しかし、中には「わざと不自然な形で機密を流出させることで、デマだと信じ込ませるワナではないか」との陰謀を唱える研究家もいるという。

この文書は、「アメリカ政府が、極秘にUFOの研究を続けている」という説の根拠となったとも言われている。人は、未知のものや理解しがたいものに対して何らかの辻褄を合わせたがるという心理があるようだ。MJ-12は、UFOが何やら政治の裏で暗躍しているのではないかという、内に秘めた一種の願望じみたものに希望を与えた存在なのかもしれない。

【参考記事・文献】
並木伸一郎『未確認飛行物体UFO大全』

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(にぅま 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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