メン・イン・ブラックは、UFOや宇宙人などを目撃・撮影した者の前に現れ、警告や脅迫などを行なう謎の組織である。証言によれば、その風貌は黒の背広、ネクタイ、革靴、サングラスといった全身黒尽くめであり、目撃者の家や職場に2~3人で訪れるという。
アメリカを中心として、1950年代からその存在を多く目撃されるようになったと言われており、その後世界各地において数々の都市伝説や陰謀論の題材として語られている。1997年にはコメディ映画として『メン・イン・ブラック』が製作されたことは有名である。
その正体は政府直属の秘密工作員ではないかと言われているが、目撃者の話の中には、背格好が異様に細長いなど人間らしくなかったというものもあり、人間の工作員ではなく彼ら自身が宇宙人なのではないかとも言われている。
日本においても、メン・イン・ブラックと遭遇したという報告がいくつか存在している。
事例の中には、UFOを目撃あるいは撮影したと報告する人物へ後日詳細を問いただすと、手の平を返したかのように「言ってない」など自身の目撃そのものを否定するものがあり、これこそがメン・イン・ブラックによる圧力が働いたのではないかとの推測もされている。他の事例では、在宅中に訪問者が現れてドア越しに応対するも、不審な言動をすることから招き入れることをせずに、そのまま彼らと立ち会うことなく帰したというようなものもある。
メン・イン・ブラックがなぜUFOや宇宙人の証言を妨害するのか、実体を含めていまだにわかっていない。
(にぅま 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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