さて、ATLASラジオを視聴しながら、ずっと先祖供養が出来ずに反省している、大阪の圭子です。
今日は、ご先祖様が墓の異変を知らせてきた話です。
千葉県の実家には仏壇があり、父の位牌と謎の過去帳、経本が納めてありました。
母が信心深くなったのは、癌で入退院を繰り返すようになってからです。私がたまに帰省すると、玄関には母が待ち構えていて、まずは仏壇前へ行かされるのでした。
背中に母の視線を感じながら、私が仏壇の蝋燭に火をつけると、その日は向かって左の蝋燭の炎が、勢いよく立ち上がりました。日によって、どちらか片方の炎だけ立ち上がることもあれば、両方の時もあり、線香も炎に包まれてしまいます。
手を合わせている最中に、骨壷が何個か倒れているのが見えました。顔を上げて、頭の中を整理してから母に話すと、母は「おばあちゃん(私の母の母)が呼んでるような気がする」と言いました。
蝋燭の炎が一段と高くなり、踊るように仏壇の内側を撫で始めました。「解った。必ず行くから」私が約束すると、炎は鎮まりました。
ちょうど母の体調が良かったこともあり、東京にいる叔母も呼んで、急いで墓参りに行きました。
石屋さんにお墓を開けて貰うと、4つの骨壷が倒れ、遺灰が出てしまっている無残な状態でした。少し前の豪雨で、骨壷が浮く程の雨水が入って来たのが原因でした。
遺灰は混ざってしまいましたが骨壷に戻し、石屋さんに対策を頼んで、私たちは帰って来ました。
すぐに仏壇の蝋燭に火をつけると、今度も向かって左の蝋燭の炎が立ち上がりました。「ああ、良かった。みんな喜んでる」そう思ったら、初めて蝋燭が音を立てて燃え盛りました。
仏壇の天井を焦がす勢いだったのですが、ご先祖様からお礼を言われたのかな?と思っています。
以上です。
(アトラスラジオ・リスナー投稿 大阪の圭子さん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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