10月17日、埼玉県さいたま市の、さいたまスーパーアリーナで予定されていた歌手・沢田研二のツアーコンサート「70YEARS LIVE『OLD GUYS ROCK』」が、開演直前に中止になった。
会場を運営するさいたまアリーナによると、主催者側から「契約上の重大な問題が発生したため」との説明があったという。
現在、沢田サイドからは正式な説明がなく、中止の理由となった「契約上の重大な問題」が具体的なことについては明らかにされていない。しかし、沢田は今から13年前、茨城県水戸市の県民文化センターで開催予定のコンサートを「(企画会社が約束した人数より)観客が少なかった」との理由で当日キャンセルした過去がある。
ところが、2004年時は中止の理由がはっきりとしていただけに、今回の突然のコンサート中止に関しては多くの謎が残ることになった。
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そんななか、一部で囁かれているのが沢田の健康問題だ。
今回のライブツアーのタイトルにもある通り、沢田は今年70歳の古稀、年齢からすると「おじいちゃん」である。
ところが、沢田はそんな齢を感じさせないほど、今年のライブツアーに打ち込んでいて、今年7月の日本武道館を皮切りに神戸国際会館、横浜アリーナ、東京国際フォーラム、大阪城ホールと来年1月までの半年間で全国66箇所を回るツアーを行っている最中だ。
この公演数は70歳のソロミュージシャンとしては、驚異的な数字であり、いくらスーパースターのジュリーといえど、体力的な負担は大きかったに違いない。そのため、今回の突然のライブ中止は、やはり体力・健康面の事情が大きかったのではないかとされている。
なお、これとは別に、沢田のコアなファンたちの間では、彼自身の政治色の強いメッセージを会場内で流そうとしたために、今回のさいたまスーパーアリーナから拒否されたらしいという噂も囁かれている。このメッセージというのは、沢田が絶対に譲れないもので、最後の最後まで会場側と歩み寄れなかったという、にわかには信じがたいがまことしやかな話も聞こえてきている。
かつては、「紅顔の美少年」「貴公子」と呼ばれていた沢田に何が起こったのか……。ジュリーを見てきたど真ん中の世代の代表としても、一日も早く元気な姿を我々に見せて、また今回の顛末を自分の口から説明してもらいたいと切に願う。
(江戸前ライダー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
Julie