10月8日、70歳で死去した輪島大士(本名・輪島博)さんの葬儀・告別式が10月15日、都内の青山葬儀所で営まれた。
葬儀には次期巨人監督就任が決まっている原辰徳氏、ボクシング元世界王者の具志堅用高氏などスポーツ界を代表する第一人者たちが参列した。
そのなかでも特に参列者やマスコミの目をひいたのが、ロックバンド『聖飢魔II』のメンバーで相撲評論家としても活躍しているデーモン閣下だった。
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デーモン閣下は「世を忍ぶ仮の姿」ではなく、悪魔の姿のまま葬儀に参列。全身黒ずくめに紫の装飾が入った悪魔界における喪服を着込み、弔辞を読んだ他にも自身が作詞作曲したという楽曲「千秋楽」を歌い上げるなどして昭和の大横綱を見送った。
デーモン閣下が悪魔の姿のまま、人間界の葬儀に出席することは珍しく、恐らく史上初の出来事と思われるために、ネットでは「すごい光景だ」「不謹慎だけどシュールで笑ってしまった」と様々な意見が書き込まれた。
本来であれば、デーモン閣下のような白塗りの悪魔は人間の葬儀には出席できないのだが、デーモン閣下は生前の輪島と懇意していたこともあり「本来はこのような出で立ちで葬儀に列席することは遠慮しているのだが、破天荒な横綱の葬儀ということもあり(悪魔の)正装で参列させていただいた」とコメントしている。
このコメントに対し、ネットでは「さすがは閣下」「故人に対して最大の敬意を表している」とSNSでは大絶賛の声が多く投稿されていた。
前述のようにかつて、デーモン閣下は自身が悪魔ということもあり、人間の葬儀には参加していなかった。しかし、このたび前例ができたことで、今後は悪魔の姿のまま葬儀に参列する機会も増えるのではないだうか。
なお余談だが、同じくいつもメディアに出ている恰好で葬儀に参列した有名人には2016年に行われた漫画家・水木しげる告別式でのさかなクンがいた。その時、さかなクンはいつものハコフグ帽子の一部を黒く塗った「弔問仕様」で参列していた。
(江戸前ライダー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)