地上や、軌道上の宇宙ステーションやスペースシャトルなどからその姿が捉えられることもある未確認飛行物体。
殆どは地球だが、たまに月や火星など近くの惑星、まれに地球から遠く離れた木星などで未確認飛行物体らしき姿が確認されることもある。近年では太陽の近くに未確認飛行物体らしき姿が見つかることもある。
通称ソーラー・クルーザーと呼ばれるもので、太陽観測衛星のSOHOから送られてくる画像に度々映り込んでいて、UFO研究家達の注目を集めたのである。
SOHOは欧州宇宙機関とNASAの共同で開発された探査機で、化学探査ミッションの他太陽風などの観測を行う。なお、今年12月までのミッション拡張が2013年6月に決定されている。
SOHOの観測結果は一部が公開されており、公式サイトで確認できるのだが、これらの画像に未確認飛行物体としか思えないような謎の物体が映り込んでいたのだ。
いずれも白く光り、場合によっては大きな翼を広げたようなシルエットになっており、通称ソーラー・クルーザーと呼ばれている。
このソーラー・クルーザーの大きさは太陽と比較して単純計算すると月をも越える大きさとなるため、太陽系を調査に来ている宇宙人の母船ではないかとするUFO研究家も存在している。
2月16日にも新たなソーラー・クルーザーの姿が確認され、発見者がネット上に発信して話題となった。
今回のソーラー・クルーザーは白い光をまとった今までの姿とは違い、ロボット状にも見える黒い機械的な造形が確認できるという特徴的な姿をしていた。
この未確認飛行物体に関しては、ソーラー・クルーザーが発光する前か後の姿ではないかとする説が存在している。
ソーラー・クルーザーに関してはその大半が太陽表面で大規模なフレアが起きたときに確認されていること等から、太陽風などによるノイズが正体ではないかとされている。
しかし、今回のソーラー・クルーザーは今までと違う、何らかの物体に見えるものだったので多くのUFO研究家が注目しているのだ。
果たして、今回撮影されたものは何だったのか?
今年、SOHOのミッションが終了するまでにソーラー・クルーザーの謎は解明されるのであろうか。
関連動画
UFOs Anomalies in the solar space – May 14, 2016