9月28日、『ダンスはうまく踊れない』などのヒット曲で知られる歌手・女優の高樹澪がTBS系『爆報!THEフライデー』においてVTRでの出演をした。
高樹は2003年に「片側顔面痙攣(けいれん)」という、女優には致命的な顔の神経が麻痺する難病に罹り、芸能活動を一時休止を余儀なくされていた。以来、生活のためにアルバイトで食いつなぎ、成功率50%というリスクの高い脳手術を経て、2012年に女優として無事に完全復帰している。
その後、都内でIT企業の社長をしている男性と結婚、現在は主婦兼タレント活動も行っていると紹介された。まさにドン底からの大復活劇という、スタジオでは司会の爆笑問題をはじめ、田原俊彦らも「よかったね~」と思わず笑みがこぼれる展開となった。
ところが、朗らかな雰囲気はそこまでで、『爆報!』スタッフが現在の旦那さんとの馴れ初めを聞いた際、高樹の口から驚きの言葉が出た。
なんと、高樹いわく今の旦那さんと結婚できたのは「UFOのおかげ」であるという。
実は高樹は幼い頃から大のUFOマニアで、夜の東京を練り歩き、UFOを探し出すのを趣味にしているらしいのだ。そんな高樹の趣味に意気投合したのが現在の夫で、高樹はこの結婚を「UFO婚」と呼んでいるのだ。
なお、高樹は結婚した現在も夫婦揃ってUFOを探していることから、この日の探索には『爆報!』スタッフも同行。しばらくして高樹は「ほら、来たよ!」と空を指差すと、ついにUFO激写か!?とスタジオも盛り上がった。
しかし、高樹が見つけた物体はどう見てもライトが点灯している、ただの飛行機で、これにはスタッフも苦笑い。近くにいた旦那さんも「(彼女が)UFOだと信じればUFOなのでしょう」と一言コメントしたところでVTRは終わった。
大手術からUFOまで、かなりぶっ飛んだ展開だったが、高樹がUFOマニアというのは番組の演出ではなく本当で、彼女のブログには頻繁にUFOの話題が出てくる。他にも雑誌にUFO関連のコラムを書いていたこともあり、さらに自身のライブでは「澪との遭遇」という、映画『未知との遭遇』を強烈にオマージュしたタイトルをつけるなど、今では「UFOキャラ」が完全に定着しているようだ。
なお、高樹は1996年放送の特撮ドラマ『ウルトラマンティガ』で地球の平和を守る防衛軍GUTSの隊長役(シリーズ初の女性隊長)を演じていることからも、「GUTS隊長が地球平和のために今もUFOを探している」と特撮ファンの間でも語り草になっている。
(文:江戸前ライダーミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)