大手携帯メーカーのdocomoが9月2日より公開している新CM「はじまりの物語編」が話題を呼んでいる。
本作は『鉄人28号』、『ハローキティ』、『おそ松さん』といった人気キャラクター達が集まる世界を舞台に、星野源演じるプロデューサーと、新田真剣佑、長谷川博己、浜辺美波が演じる架空のキャラクターたちが人気者を目指していくストーリーで、テーマは「支え合い」だという。
このCMの見所は、前述の人気キャラクター達が版権の枠を超えて実際に登場し、コラボレーションしていることで、これは今年4月に日本でも上映された映画作品『レディ・プレイヤー1』を想起させる世界観となっているようだ。
関連動画
ドコモCM「はじまりの物語」篇
また『レディ・プレイヤー1』と同様に数多くの「隠れキャラ」が映像のあちらこちらに散りばめられて、視聴者の間ではそれら隠れキャラを探し当てることがSNSを中心に盛り上がっているようである。
例えば、劇場の経営者を演じているのが『おそ松さん』から「イヤミ」、イメージカットで爆発と同時に現れるのが『仮面ライダーエグゼイド』とこの辺りは発見しやすい。ただしこの先はかなり難関である。イヤミ劇場を一瞬通り過ぎるのがゲームキャラの『パックマン』、劇場に貼ってあるポスターに『豆しば』に『せんと君』などは、よほど目を凝らさない限りと発見は難しそうだ。
さらに、ハローキティのパネルを観るために集まる群衆のなかに、『名探偵コナン』からヒロイン・毛利蘭のような少女のビジュアル、さらに一瞬ではあるが看板に『RIDER GYM(仮面ライダー鎧武)』の文字が見えるなど、隠れキャラクターは、時間をかけてみればもっと発見できそうである。
昨今のCM業界では、明治製菓『ポッキー』CMでの「隠れB’z」など、何度か見返してはじめて気が付くという演出が目立つ。今回のdocomoCMもまた何度見ても楽しめることを目的として作られたCMといえそうだ。
関連記事
スピルバーグ映画に大抜擢、森崎ウィンはハーフではない!ミャンマー出身…
過去にはあの大物歌手も暗喩…不審者を「星野源に似た男」表現、警視庁謝罪!
(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 ©「はじまりの物語」篇 新しいドコモはじまる。|NTT docomo HPより