生放送中に幽霊が写り込むという事件は稀にある。
1990年に放送されたみのもんたの人気番組『午後は○○おもいッきりテレビ』(日本テレビ系)でも不気味な事件が起こった。
番組の人気コーナー『思いッキリ生電話』でアグネスチャンがしゃべっているとき、背後に人間の顔が写り込んでいたのだ。
アグネスチャンの横には怪談の大家である稲川淳二が座っていた。
何度かカメラがズームで寄るが映り込顔が徐々に正面を向いてきているようにも見えた。しかも、その顔は一年前に亡くなった美空ひばりに酷似していた。
放送後、番組には「ひばりさんの幽霊が出ていた」と電話が殺到した。
しかし、結論から言えばセットの裏側に置かれた美空ひばりの写真パネルがカメラに写り込んだだけであった。
(山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)
画像は『ゴールデン☆ベスト雅 民謡うた紀行』ジャケット写真より