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【衝撃動画】まるで悪魔!?不気味な生物の正体とは!





欧米では、ヤギは悪魔の象徴のように扱われることが多い。

サバトの黒山羊など、山羊と悪魔が紐付けて考えられるようになった理由は諸説あり、キリスト教にある「穢れや罪をヤギに乗せて荒野の悪魔の元へ放つ」、スケープゴートの風習や欧州古来の信仰、ギリシャやケルトの奔放で角のある神々が後にキリスト教の伝播に従い邪教と考えられるようになった事等が関係しているとみられている。

そんな不名誉な背景を持つヤギだが、本当に悪魔のような外見をしたヤギの動画が世界的に話題になっている。それがこちらの動画だ。

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牧場で飼われている茶褐色のヤギの様子を捉えたものなのだが、異様に丸みを帯びた頭に大きく剥かれた目と奇妙な形状の口元。全身に毛皮はほとんどなく、ヤギと言われても我々のよく知る姿とはかけ離れていて、到底同じ生物とは思えない。

海外では「まるで悪魔のようだ」と言われているが、このヤギはどうしてこのような姿になってしまったのだろうか。一種の奇形なのだろうか?

実は、このヤギははじめからこのような姿のヤギなのだ。シリアや中近東諸国で飼育されてきた「ダマスカスヤギ」という品種で、鼻面が短く鼻梁も上を向き、目が離れた場所に着いているという特徴がある。




若いヤギは他のヤギと似た外見なのだが、年をとるにつれ異様な顔に変貌していく。これについては子ヤギの頃は授乳のために普通のヤギと同様の顔つきをしているものと考えられている。なお、耳は生まれつきかなり長いのだが、飼育の際に短く切られるという。

ちなみにダマスカスヤギは高品質な乳を多く出し、肉も美味で多産という非常に優れた家畜であるという。飼育地域では高額で取引され、ヤギの美しさを競うコンテストでも優勝経験がある個体も存在している。

一見不気味に思えるが、実際は多くの人びとに愛されている家畜なのだ。

(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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