【お笑い芸人・おぎやはぎ小木の心霊体験】幽霊マンション

お笑い芸人・おぎやはぎと言えば、バイプレーヤーとしてマルチな活動している。またメンバーの小木博明といえば、森山良子の娘と結婚したことでも有名である。

基本的に小木は、霊的なことを信じていない。どちらかと言うと、オカルト否定派である大槻教授のようなスタンスであるらしい。そんな小木が体験した不可解な話がある。




ある時、何年か住んだマンションから新しい場所に引っ越した。しばらくすると、偶然以前住んでいたマンションの住民と街中でばったり遭遇した。

「小木さん、あのマンション引っ越ししたんですね」

その住民は屈託のない笑顔でそういった。

「あー、そうなんですよ」

するとその人物は不気味なことを言った。

「やっぱり、引っ越した理由はアレですよね」

どうやら小木の前に住んでいた場所というのが幽霊マンションだったらしく、数々の心霊現象が起こり、小木以外にも数多くの住民たちが引っ越しをしていたらしい。

しかし、小木は幽霊現象で引っ越したわけではなかった。

ただひとつ思い当たる節は深夜に聞こえたスリッパの音である。ある夜、夫婦で寝ていると、

「パタンパタンパタン」

共有階段をスリッパで歩く音がする。深夜にもかかわらず、ずいぶんと足音が大きい。

「寝れないわ、あなたちょっと言ってきてよ」

妻にそう言われた小木は意を決して、共有階段に飛び出した。

「おい、うるさいぞ、今何時だと思ってるんだ」

そう怒鳴ると、深夜の足音はぴたっと止まった。不思議な現象と言えば、それぐらいしか思い当たる事はなかった。

「あなたはどんな現象があったんですか?」

そう尋ねると、その住民は自ら不可解な体験を語り始めた。

彼が言うには、ホウキを置いて中庭で作業していると、いつの間にかホウキの置いた場所が変わっている。気のせいだと思っていると、他にも時々いろいろな物が勝手に場所を移動していることがあったという。

彼は一人暮らしであり、一緒に住んでいる家族などはいない。さらに続けた。

「決定的なことがあったんですよ」




ある時、外出するときにスリッパを乱雑に脱ぎ捨てたという。そのまま外出してしまい、数時間後帰宅した。するとそのへんに散らばっているはずのスリッパが丁寧に並べられている。しかも、そのスリッパは黒くなるほど、グショグショに濡れていた。

(ああ、これはもうダメだなぁ)

その瞬間、このマンションには住めないと思ったというのだ。

アトラスでは過去にポルターガイストに関する記事を掲載している。「ケンドーコバヤシが目撃したポルターガイスト現象」「死んだ人が集まるバー、ポルターガイストも起こる」「ガンバレルーヤよしこが憑依される。自宅ではポルターガイスト現象」などがアクセス数の多い記事である。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像『TBSラジオ『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』オフィシャルブック『めがね』 (タツミムック)

 

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