7月15日に放送されたTBSテレビの番組『サンデージャポン』に、現在インターネットの世界で話題になっているVTuber(ヴァーチャルユーチューバー)の「キズナアイ」がコメンテーターのひとりとしてゲスト出演した。
キズナアイとは3DCGを使用したキャラクターアニメーションで人間ではなく人工知能(AI)を自称している美少女キャラクター。
現在、キズナアイが運営するYouTubeチャンネルは登録者数は延べ250万人を超えており、総視聴回数はなんと1億8000万回を超えるなど社会的な大ブームとなっている。
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かようなキズナアイが『サンデージャポン』にコメンテーターとして登場するということで、スタジオには彼女を写すための巨大パネルが用意されテリー伊藤、西川史子らが並ぶコメンテーター席に配置された。
その結果、キズナアイはコメンテーターのひとりとして、爆笑問題の太田光と白熱したトークバトルを行うなど、それなりの存在感を示すことが出来たようだ。なお、その光景があまりにシュールだったことからTwitterでは「キズナアイ」が長時間に渡ってトレンド入りするなど注目を集めた。
さて、今回のキズナアイの突然のコメンテーターデビューであるが、実はこの伏線となる技術が約1か月前にテレビで初披露されていたという都市伝説がある。
以前、ATLASでも報じた通り6月21日に放送された『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ)では橋本環奈が前代未聞の「モニター出演」を行っていたが、今回のキズナアイを写したモニターは、この『ぐるナイ』で使用された橋本のモニター出演と同じ技術が使われていたようだ。
つまり、橋本のモニター出演はバラエティ番組におけるモニター設置のテストケースだった可能性が高く、2020年の東京オリンピック前後にはキズナアイや橋本のようにモニター出演するタレントが急増するのでは、と噂されている。
まあ、上記の説はあくまで都市伝説のひとつではあるが、近い将来、本当に多忙なタレントは高感度モニター出演で……という時代がやってくるかもしれない!?
(文:アリナックス城井 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)