『ポケモンGO』のヒットで若干影の薄くなった気のする『妖怪ウォッチ』。
しかしながら7月16日に発売された最新作『妖怪ウォッチ3』はポケモンの最新作『ポケットモンスターサン・ムーン』に負けているとはいえ、2つのバージョンが3位、4位としてAmazon売上ランクインするなど好調である。
『ポケモンGO』はかつてポケモンにはまっていた20~30代のユーザーが対象で、スマホを持つ大人がメインターゲットとして設定されており、小学生間での「妖怪ウォッチ」は未だ高い人気を誇っている。
そんな妖怪ウォッチだが、今作は妖怪好きだけではなく「オカルトマニア」全般に向けてのネタが多く設定されていると話題になっている。
ストーリーの核となる『極秘怪事件Yファイル』は明らかに『Xファイル』をモチーフにしており、ゲーム内では街中でゾンビが暴れまわるシナリオが用意してある。
また、ゲームを攻略するのに必要なアイテムとして『月刊ヌー』というこれまたどこかで聞いたことのある雑誌が頻繁に登場する。
また、UFO事件を追うシナリオのほか新妖怪キャラとして「酒呑童子」「おとろし」といった人気の高い妖怪も多数登場している。
前作「妖怪ウォッチ2」では「毛羽毛現」や「酔虎」といったややマニアックな妖怪をついてきたことで話題を呼んだが、今作はさらに「オカルトファン」は必見の内容となっている。
果たして「Xファイル」や「月刊ムー」などが今の子供たちにどれだけ伝わっているのか不明ではあるが、現在小学生の間で大ブームとなっている現状はやはりオカルトの根強い人気を感じてしまう。
(ミドルサイズパンダ ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)