2018年7月15日にロシアで行われたワールドカップの決勝戦、フランスvs.クロアチアの後半開始後間もなく、女3人と男1人合計4人の不審者が乱入した。
1点ビハインドのクロアチアが良い流れでフランスに反撃していただけに、クロアチアのサポーターとしては怒りが収まらない状態だ。
乱入したのは、ロシアで活動しているおさがわせパンクバンド『プッシー・ライオット』。政治的なメッセージを発するのが特徴のバンドであり、プーチン大統領の独裁に対して批判をしたり、政治犯の釈放を訴えたりしている。
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かつて教会の関係者しか上ることができない、ステージに乱入し、実刑判決を受けた事もある札付きのトラブルメイカーであった。
今回の乱入はFacebookで犯行声明を行っており、あらかじめ彼女らの行動をマークできなかったのかとロシア警察当局に対する批判も出ている。
厳重な警備が敷かれていたロシアワールドカップであったが、このバンドのメンバーは警察官のコスチュームで警備員の目をごまかし、まんまと侵入に成功したようだ。
(すぐれいち恭介 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)
画像©peter verzilov