カリフォルニア州ウエストハリウッドのシャトー・マーモント・ホテル(Chateau Marmont Hotel)には数々のゴーストストーリーがある。
かつてビートたけしが映画の撮影のために同ホテルに宿泊した時の事だ。
マネージャーやスタッフとは別にたけしには別館が用意された。 たけしの部屋というのが、壁一面がペンキでべっとりと塗られ異常な臭気のする部屋だったという。
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寝ていると身体が痛くてなかなか寝付けない。長いフライトで疲れているんだと思ったが、今度は変な耳鳴りがしてきた。
『ここではとても眠れない・・・』
そう思ったたけしは、スタッフと部屋を代わってもらった。すると真夜中にスタッフが逃げ出してきて、
「あの部屋じゃとても眠れない。一緒に寝かして下さい」
そんな事を言った。
結局たけしは、アメリカ滞在中、スタッフと一緒の部屋に寝ることになった。
あとで調べてみると1982年にコカインの過剰摂取でジョン・ベルーシ(John Belushi)が亡くなった部屋であった。
このベルーシの幽霊が出る部屋は宿泊客の多くが心霊体験をしている。
1999年のこと、同じ部屋に宿泊したある両親と息子の体験であるが、滞在中に毎晩、2歳の息子がひとりでゲラゲラ笑っていてなかなか寝ようとしなかった。不思議に思った両親が理由を聞くと、息子は「『面白い人』が冗談ばかり話して寝かせてくれない」と言ったという。そして息子はベルーシの写真を見つけると、「面白い人」と名指ししたという。
因みに映画「ゴーストバスターズ」に出て来る幽霊はベルーシがモデルと噂されている。
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(山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)
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