7月8日、TBS系列で放送されている、日曜朝の長寿番組「サンデーモーニング」に元プロ野球選手の張本勲が出演、ロシアで開催されたサッカー・ワールドカップ(W杯)に関してコメントした。
1次リーグ最終戦のポーランド戦直後の西野朗監督のインタビューVTRを見ながらこうコメントし、喝を入れた。
「不本意だとかね、苦渋の選択だとかね、言っちゃいけない!私が指示しましたと・・・それだけでいいんだ」
張本のこの言葉に対して、ネットでは多くのサッカーのサポーターが反発した。
「張本勲はサッカーを語るな、西野監督の正直な気持ちを否定するな」
「野球の美学とサッカーの現実主義とは違う」
「西野監督の苦渋の決断も含めてサッカーだ」
同番組において、張本は度々サッカーに対して、ズレた見解を出しており、5月27日の同番組ではレアルマドリードが成し遂げたチャンピオンズリーグでの三連覇という偉業に対して、
「国内しか関心がない。果てしない遠い国のスポーツはあんまり関心ないから」
と答えて炎上騒ぎになっていた。
昨年10月にはアジア・チャンピオンズリーグで奮戦した浦和レッズに対して「浦和は、これを目標にしたんじゃない? Jリーグで勝てないから・・・。これを目標にしてこれに優勝したら、莫大な金額が入ってくるから」と発言したり、レジェンドである三浦知良に対しても「引退しなさい」と勧告するなど、サッカーに関する張本勲コメントは炎上確実なものになりつつある。
ここまできたら「炎上芸」とでも言ってもよい。それ以上に、わざと話題作りでもしているのではと勘ぐってしまうのは筆者だけではあるまい。
(馬鹿拓郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)