ハリウッドの大物俳優ウィル・スミスが、おならをしたために映画の撮影現場から避難させられ3時間も閉鎖された。
『ベルエアのフレッシュ・プリンス』や『バッド・ボーイズ』のスターであるウィル・スミスは、数年前、アカデミー賞授賞式での平手打ちで話題となったが、スミスの共演者や制作仲間の間では、彼のことを全く違う、しかし間違いなく”暴力的”なことで知られている。
1997年に映画『メン・イン・ブラック』を監督したバリー・ソネンフェルドは、ケリー・リパのポッドキャスト『Let’s Talk Off Camera With Kelly Ripa』で、スミスが撮影中に「おなら」をして大惨事を引き起こしたことを明かした。
ソネンフェルドによると、この出来事で彼は一度ステージを閉鎖して「約3時間」避難したという。
事件は、スミスとトミー・リー・ジョーンズが光速で走る車に乗り、ひっくり返るシーンで起こった。このシーンの撮影を成功させるためには、2人の俳優をポッドの中で「密閉」しなければならなかった。
「開いたり落ちたりしないようにロックがかかっていたんだ」とソネンフェルドは言う。「私が”カメラを回せ”と言うと、ウィル・スミスが”ああ、神様、ごめんなさい。トミー、すまない。バズ、梯子を取ってくれ”。そしてトミーが”大丈夫だよ、ウィル。心配ないよ、ウィル。心配するな、ウィル”。そんな具合で、何が起こったのかわからないんだ」
ソネンフェルドは次のように続けた。
「トミーが”梯子をかけろ!”というので、梯子が来ると彼は足を伸ばして階段を駆け降りて来たんだ。何が起こったかというと、ウィル・スミスは”屁こき”だったんだ」「そういう人もいることは確かだろう。まぁ、そんなおならで密閉された小さな空間の中にいたいだなんて思わないよね」「我々は約3時間ステージから避難した。全く信じられないよ。いや、彼は素敵な男だよ。でも、彼はしていい時とそうでない時でもおならをするんだ」
【アトラス関連記事】
欧米と日本で正反対の評価?「ウィル・スミス」ビンタ事件
本当に「東洋のダ・ヴィンチ」だったのか?江戸最大の奇人、平賀源内
【文 ZENMAI】
Photo credit: Gage Skidmore on VisualHunt