名古屋市中区の隠れた名所となっていた「ゴミ屋敷」で、7月3日早朝から強制執行が行われた。
3階建ての建物からは大量のゴミが溢れており、玄関を開かない状態が10年以上も続いていた。
この日はトラック7台分のゴミが搬出された。ゴミの撤去作業は、完全にゴミがなくなるまで続けられる予定である。
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ゴミ屋敷の住民である通称ヒデさんは、ゴミにより家の中に入れず、路上で生活する状態であった。路上に溢れたゴミを片付けようとしていた近所の女性に対して暴行事件を起こすなど逮捕歴もある人物であった。また数年前にはボヤ騒ぎを起こしている。
今回、家の所有者である親族から、裁判所を通じて立ち退きを命じられたがこれに応じず、強制執行と言う形になった。
ヒデさんは、今後違う場所に引っ越しをするが、新しい転居先でもまた直ぐにゴミを集め始めるのではないかと今から懸念されている。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)
画像©写真素材足成