タイ北部にあるタムルアン洞窟で、先月の6月23日から10日あまり行方不明になっていた13人のサッカー少年とコーチの生存が確認された。
生存の一報が伝えられると、現場まで詰めかけた家族たちから歓声が上がった。
水が豊富にあるものの、どうやって10日間も生き延びたのであろうか。どうやら少年たちはスナック菓子を持っており、コーチの指導のもとそのスナック菓子を少しずつ分け合って食べていたそうだ。
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それだけではなく、出家した経験のあるコーチの指導のもと、瞑想を行い空腹や不感を克服していたらしい。
現在ダイバーにより、食料や物資が届けられているが、健康不安のあるものは1人もいないという。ダイバー経験のある医師が、少年たちのもとに到着しており、さらなる健康診断が行われている。
四台のポンプ車によって、24時間体制で水が排出されているが、雨季のため洞窟に流れ込む水の量が多く、とてもじゃないが追いつかない状態だ。
今後はどのようにして少年たちを洞窟から救出するかが注目される。
(馬鹿拓郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)
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