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ギザの三大ピラミッドと同じ?!オリオン三ツ星と一致する「沖縄のピラミッド」

ギザの台地にそびえたつギザの三大ピラミッドは、オリオンの三ツ星と配置が一致していると言われている。そのピラミッドの位置関係が各星の示す意味合いと重なるといった意見から、オリオンの概念が伝わったのはピラミッド建造後であるため偶然に過ぎないという意見まで、このことはピラミッドにまつわる都市伝説の一つとして広く知られている。

そのオリオンの三ツ星と一致しているというピラミッドが、実はこの日本にも存在していると言われているのだ。その場所はずばり沖縄である。

沖縄の3つのピラミッドとはどこのことか。

一つ目は、沖縄県中頭(なかがみ)郡の北谷(ちゃたん)だ。1959年に、旧家の敷地内から通称「沖縄のロゼッタストーン」と呼ばれる謎の線刻石板が発見された地でもあるこの北谷には、沖の海底に巨石構造物が存在していると言われている。海岸から200メートル沖合の水深6メートルの場所にある北谷海底遺跡は、巨大な城郭の跡であると考えられているが、そこには10メートルほどの階段ピラミッド状の遺跡が存在している。

二つ目は、沖縄本島本部(もとべ)半島の西海上5キロメートルに浮かぶ伊江島だ。本物の八咫鏡が隠されているとの伝説があるというこの島の東部には、標高172メートルの「城山」(ぐすくやま)という尖った山が存在する。通称「タッチュー」と呼ばれるこの山は、古い岩盤が新しい岩盤に潜り込む過程で一部が削れ、新しい岩盤に乗り上げるという、世界的にもきわめて珍しい「オフスクレープ現象」によって形成されたと言われている。

より簡単に言えば、山の年代が周囲の地面のそれよりも古いという、とってつけたような異質な存在となっているということだ。興味深いことに、タッチューには巨人伝説が存在し、巨人の足跡とされるものも発見されていると言われている。この巨人が山を持ち運んだとの噂もあるようだ。タチューは一見してピラミッドには見えないが、実は戦前までは綺麗なピラミッド型をしていたとも言われている。

三つ目は、沖縄本島の北方に位置する離島の伊是名島だ。この島の東端の海岸には、三方を海や絶壁に囲まれた伊是名城跡が残されているが、そこにある標高70メートルの岩山の見た目は、まさしくピラミッドそのものである。

この3ヶ所の沖縄のピラミッドが、オリオンの三ツ星の配置と酷似しており、すなわち伊是名、伊江、北谷のピラミッド配置が、それぞれクフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッドにほぼ合致しているのだという。北谷については少々ズレているとの指摘もあるが、海底に沈んだ際の地殻の問題ではないかという見方もできなくはない。

与那国の海底遺跡や先に触れたロゼッタストーンとアメリカインディアン・ホピ族との関連など、沖縄は未知の史跡や遺物が実に多く見られる。また、こうした世界の不思議な建造物と同様のものが、日本でも指摘がなされているという事象は、日本が世界の縮図になっているという日本雛型論とも通じている事柄であるのかもしれない。

【参考記事・文献】
伊是名城跡
https://www.okinawastory.jp/spot/30000050
城山(伊江島タッチュー)
https://okinawa-walker.com/sight-seeing/13850/
ムーの時代の遺物か?沖縄の離島に3つのピラミッド
https://ameblo.jp/aries-misa/entry-12368718529.html
沖縄の離島伊是名島でピラミッド?!青い海と悠久の歴史を感じる旅
https://bluecharge-okinawa.com/izenajima/#i-8
沖縄の海底ピラミッド/オリオンの3つ星
https://ameblo.jp/rekishi33/entry-12051410533.html
北谷の海底ピラミッドとロゼッタストーン【沖縄の海底遺跡】
https://www.owd.jp/fundive/kaitei-pyramid/
海底遺跡、ピラミッド、石版… 北谷に潜むミステリー
https://hubokinawa.jp/archives/10862

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【文 黒蠍けいすけ】

画像 ウィキペディアより引用