「紀州のドンファン」こと野崎幸助氏が不審な死を遂げ、日本中が注目する中、その死因が発表された。覚せい剤の大量摂取による循環器不全であり、他殺であることが確定した。
同時に不可解な事も幾つかわかってきた。
まず、2月に結婚したばかりの新妻の実家が結婚の事実を知らなかったことだ。直撃取材を行なった取材陣に対し、嫁の母親は「娘の結婚を知らない」とコメントしたのだ。
こんなことが普通あるだろうか。
また、テレビカメラの前で「私は得しない。殺す動機がない」と言明していた家政婦にも四千万円の遺産が残されることになっていたそうなのである。なお、この情報は警察発表ではなく、マスコミ内で流れている噂レベルの話であることをお断りしておく。
また、野崎氏の死亡推定時刻も、新妻や家政婦の証言と食い違いを見せている。これらの材料は、何を意味するのか。
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(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)