4月30日、歌手の郷ひろみの母親が郷本人を装った男から電話を受け、現金200万円をだまし取られるという被害に遭い、警視庁が詐欺容疑で捜査していることがわかった。
報道によると、郷の母親(80代)は2月5日、郷を自称する男から「カバンが盗まれてしまった」との電話があり、さらに「カバンは戻ってきたが現金がない。お金が必要だ」と説明し、郷の事務所関係者を名乗る男が彼女の自宅を訪れた際に現金200万円を手渡してしまったという。
その後、郷が母親に連絡をとった際に詐欺被害に遭ったことが発覚。犯人は現在も捕まっていない。
本事件は老人を狙った典型的な特殊詐欺ではあるが、有名人の母親がターゲットとなった事件であったため、世間の関心を引いたほかにも、犯人である「郷ひろみ本人を名乗る男性」にも大きな注目が集まっている。
郷ひろみといえば、昭和の時代からモノマネのネタ元として多用されたタレントであり、実際に今でも彼のモノマネをする芸人は数知れない。
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そのためか、流言レベルの話ではあるが、この度詐欺を働いた犯人は「郷ひろみのモノマネを得意とするとある芸人の仕業ではないか」とする風評も立ち初めて、モノマネ業界ではかなり迷惑な事態となってしまっているという。
モノマネ技術を使った犯罪……言うまでもなく、そのような事実は有り得ないだろう。しかし毎年増えつつある年寄りを狙った詐欺行為は決して許されるものではなく、いち早い解決、また根絶を願いたいものだ。
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郷ひろみ 『恋はシュミシュミ』Short Ver.
(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像『比呂魅卿の犯罪』