財務省や防衛省など、公務員のモラルが問われる事態となっているが、そもそも公務員は「公僕」であって、国民の幸せを最優先に考える存在である。それが政治家に忖度し、自分の組織の安泰を図り、文書を偽造したり隠匿したりしている。もはや、末期症状だと言えるが、官僚に関する都市伝説は存在する。
官僚には様々な特権が与えられており、出世が遅れた人への手当、40歳を超えて独身の人への手当など、民間企業では考えられない手当が様々存在していると噂されている。
また、都市伝説レベルの話だが、東京大学卒業以外の学歴を一切認めず、官僚の「君、大学はどこ?」という質問は、東大の何学部を卒業したのか、いつ何年度卒業したのかということを聞いているのだ。それ以外の大学などは評価の対象にすらならないのである。
他にも有名な政治都市伝説だが、宮澤喜一(第78代内閣総理大臣)が、竹下登(第74代内閣総理大臣)に対して「君、大学は?」と尋ねて、竹下が「早稲田です」と回答したところ、宮沢は「じゃあ、政治経済学部だね」と続いて質問、竹下が「商学部です」と回答したところ、宮沢は鼻で笑ったという。
上記はあくまで噂レベルの話であり、盛られた話かと思えるが、政治家の間にも東大神話が残っている証拠ではないだろうか。
庶民の目線で庶民の価値観で行政を行う、学歴で人間を評価しない、自らの組織の安定ではなく国民の幸せを最優先する、という当たり前のことを官僚や政治家には実践していただきたい。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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