昨年末、アメリカ国防総省は多額の予算をかけてUFOについて調査していた事を明らかにした。
アメリカ政府が公開したUFO調査とその取り組みは、一般人のUFOに対する関心を再燃させるのに役立っているとする声が海外のUFO研究家から上がっている。
昨年注目を集めたUFO調査には高度航空脅威識別プログラム(AATIP)という名称で知られている。2007年から2012年までトップシークレットで行われた、UFOの存在に関し信頼できるレポートが存在するか調査することを目的として実施された。
UFO現象に関する政府の公的調査であるプロジェクト・ブルーブックが50年以上前に終了したことを考えると、この暴露はアメリカ国内のUFO研究家らでも予期できないものだったという。調査中にAATIPが何を発見したのかは不明なままだが、公的調査が存在したというニュースは多くの人が改めてUFOとその研究に興味を持つきっかけを作ったと見られている。
現在もAATIPについて調査中のジャーナリストであるレスリー・キーン氏は「政府がUFOについて財政的資源を投入し、これまで数年間真剣に調査に取り組んでいたと公開した事実は、UFOへの真面目な研究に対する一般人の偏見を減らすことに役立つだろう」と期待を込めて述べている。
(飯山俊樹 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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