インスタグラムのフォロワー数が日本一であり「インスタの女王」として親しまれている渡辺直美。彼女の出世のきっかけは、あまり似てないビヨンセのモノマネであり、今や渡辺のビヨンセが日本人の中である種のセオリーとなっている。
渡辺は日本と台湾のハーフであり、幼少期は日本と台湾を行き来していた。幼少期はあまり日本語が得意ではなかった。しかし、テレビ番組でものまねタレント・コロッケのネタの数々を見て、言葉はわからないもののすっかりファンになってしまった。
関連動画
【TGC2017AW】渡辺直美、双子出産のビヨンセを完全再現 AIとコラボステージも披露
以来、コロッケのものまねを真似するようになり、それがいつの間にか自芸の肥やしになっていた。よくよく考えてみれば、ピクピクと顔の筋肉を動かすネタは確かにコロッケがルーツのように思えてくる。後にフジテレビ系列で放送された「ピカルの定理」にて、コロッケと渡辺は共演し、いろいろなアドバイスを直接受けたことも彼女のさらなる成功に役立っている。
2017年3月6日、日本テレビ系列で放送された「成功の遺伝史4」にて、その辺の詳しいエピソードが公開された。コロッケのコメントによると「3割似ていて、7割別人」と言うのが爆笑ものまねのコツだという。
確かに、コロッケのものまねはほとんど別人のように見えるが、時としてコロッケが作り上げた別人のキャラが本家を食ってしまうこともある。確かに渡辺のビヨンセもこの流れを踏襲しているようだ。
さりげなくやっているビヨンセのものまねにも、こんなに深い背景があるのだ。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画 ©ORICON YouTube