このご時世では人種差別の対象となるか…アニメ『キン肉マン』の黒歴史!?





 昨年の大晦日に放送された「ガキの使い 笑ってはいけないアメリカンポリス」内において、ダウンタウンの浜ちゃんが、肌を黒く塗り映画「ビバリーヒルズ・コップ」のエディ・マーフィのモノマネネタを披露した事が「人種差別ではないか?」と物議を醸した事は、読者諸氏の記憶にも新しい事かと思う。

 制作スタッフ的には、決して人種差別を助長したものではなく、エディ・マーフィをリスペクトした上でのネタであったと、筆者は個人的に受け止めている。

 ところが、筆者や番組スタッフの気持ちとは逆に、本件は英メディアの「BBC」や、米メディアの「ニューヨークタイムズ」でも、浜ちゃんのモノマネは“黒人差別だ”と報じられてしまい、結果的に、テレビ業界では“黒人俳優のモノマネは、人種差別に繋がる”という風潮になってしまい、今後は非常に扱い難い事態になってしまった事は残念である。

 さて、実は筆者が個人的に大好きなアニメである『キン肉マン』にも、現在では再放送したら前述の『ガキの使い 笑ってはいけないアメリカンポリス』と同様、“黒人差別”だと騒がれかねない描写があったのをご存知だろうか?

 該当の箇所は、第42話「決戦の日きたる!の巻」(1984年1月29日放映)内にある。




 強敵・ウォーズマンとの試合を直前に控えたキン肉マンが、試合出場の規定体重までに減量するべく、ラッツ&スターのヒット曲「め組のひと」を唐突に歌い始めるのだ。

 この時のキン肉マンは、元ネタのラッツ&スターのメンバーを彷彿とさせる顔面黒塗りのメイクを施して、ノリノリなのである(ちなみに、キン肉マンの父であるキン肉大王や、大会を運営する委員長も同様のメイクで、コーラスを担当している)。

 もちろん本作のスタッフ達には、上記の描写に対しては“黒人差別”などという意識は全く無いという事は、筆者がキン肉マンファンである事を差し引いても容易に想像出来る。

 しかしながら、昨年の『ガキの使い』の前例を見てると、この『キン肉マン』第42話も現代の地上波で再放送した場合、同様の騒ぎを起こしかねない予感がすると同時に、本作放送当時と比べて、ここまで表現の規制がキツくなってしまった現代が、非常に生き難くなってしまった時代だと改めて実感した。

 今回紹介したキン肉マンがラッツ&スターに扮して熱唱する箇所が、YouTubeにアップされていたのでご覧いただきたい。あくまでパロディであって決して人種差別の意図は全く含まれていないという事はご理解頂きたい所存である!!

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(サブカルライター平山賢司 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

 

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