「キタキツネの嫁入り」は北海道に伝わる妖怪だ。

本土でも天気雨の事をキツネの嫁入りと言い、夜に狐が嫁入りをしている様子が見えたという話が存在する。

北海道のある村は海岸線からすぐに山が切り立っている地形のために昔から交通の難所で、国道のトンネルが全線開通したのも20年ほど前である。

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今から50年前、あるおばあさんがお嫁に来て間もなくの20代だった頃、山の稜線でいくつも連なる狐火を見たそうだ。それはゆらゆらと動きながら山を登っていった。

この様子を初めて見て驚いたおばあさんは、すぐに知り合いの人に知らせたところ、このあたりの山にはよく狐火が出るそうで、この火の行列のことを「狐の嫁入り」と言っていると答えたそうである。

北海道のアイヌの伝説でも狐はチロンヌプカムイ、黒狐をシトゥンペカムイと名前をつけて神話に登場させていた。

北海道の狐の嫁入りは、本土からの化け狐の伝説とアイヌの狐のカムイの伝説が融合した結果生まれたものと言えるかもしれない。

(監修:山口敏太郎/田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)




 

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